2019年4月19日(金)~21日(日)に開催された『サイクリングバスツアー・しまなみ海道ライナー』に、われわれスポエンスタッフが参加してきました。
今回利用した国際興行さんのツアーは、金曜夜に東京を出発し、土曜に聖地・しまなみ海道をライド、そのまま日曜朝までにバスで帰京する0泊3日の弾丸スケジュール! バスに自転車を積みこんでいざ出発です。
目 次
- サイクリングバスとは?
- バスに自転車を積込み東京駅を出発!
- 尾道到着!『ONOMICHI U2』にて朝食&ブリーフィング
- しまなみ海道サイクリングスタート!
- 立ち寄り『はっさく大福』&『ジェラート』
- 名所『サイクリストの聖地』~ 昼食『は・か・た・の・塩ラーメン』
- ゴール&温泉
- 帰路そして東京へ
サイクリングバスとは?
今回、ツアーで利用した「サイクリングバス(通称:サイバス)」は、国際興業さんが運行するサイクリスト専用のバスです。
自転車はトランク内の専用積載キットに積むか、バス車内積載スペースに毛布などの緩衝材を利用して積載されます。積み込みはツアースタッフの方が丁寧に行ってくれました。
バスに自転車を積み込み、東京駅を出発!
4月19日(金)夜20時、仕事を終えた僕たちは、集合場所である東京駅八重洲の国際興業さん本社裏へ自走して向かいます。到着すると早速スタッフの方がお出迎えくださり、自転車積載の準備へ。
まずホイールを外して後輪はギア部分にカバーをはめます、そして配られたホイールバックへIN!チェーンの当たるフレーム部分にも専用のフレームカバーを巻いて安心。あとはスタッフの方がバス積載スペースへ丁寧に積み込んでもらえます。
全員の自転車が無事に積み込まれバスに乗車。その後、次の集合場所の新宿で他のお客さんと自転車を積込み、いざ出発! スタッフの方からバス道中および尾道までのご案内をいただきました。基本的には2時間おきのペースでサービスエリア休憩をはさみながら、約12時間の長いバス移動です。
尾道到着!『ONOMICHI U2』にて朝食&ブリーフィング
長いバス移動を終え(といっても私はほぼ爆睡でしたが。)到着した尾道サイクルスポット『U2』!
古い倉庫の雰囲気を残したレトロな外観。上屋倉庫2号のうわやの『U』2号の『2』で『U2』とのこと。おしゃれなのは外観だけでなく、屋内には宿泊施設や雑貨屋、ジャイアントショップなどが併設されています。
U2中のレストランで朝食ブッフェをいただきます。焼き立てパンはどれも絶品で、選べる玉子メニューはオムレツがおすすめです。
今日一日の栄養源をしっかり摂取した後は、尾道観光協会のガイドさんによるブリーフィングが始まりました。
コースマップ、補給食引換券(はっさく大福、ジェラート)、温泉入浴券を受け取り、今日のコースや各休憩ポイントなどを丁寧に説明してくれました。途中のポイントでのサポートカー待機や現地ガイドさんが一緒に走ってくれるのはやはり安心できますね。さて、きちんと話は聞きつつも、瀬戸内からの海の風が気持ちよく、早く走り出したい気持ちの高ぶりが止まりません!!
しまなみ海道サイクリングスタート!
さあ、組み立てたマイバイクにまたがりいよいよサイクリングスタートです!
まずは朝食会場『U2』のすぐ隣の渡船のりばから『向島』へ約5分ほどの船移動。自転車持ち込んでフェリーに乗る機会もあまりないので新鮮です。
あっという間に第一の島『向島』に到着して、ここからサイクリングスタートです。
車道に引かれた自転車用ブルーラインをたどりながら自転車を進めていきます。まずはゆっくり食べたばかりお腹の調子を確かめながら、ゆったり気持ちよくペダルを回します。
あっという間に見えてきた一つ目の橋が『因島大橋』。近づくにつれて徐々に登坂へ。橋の上は結構な高さで、広がる瀬戸内海と島々の景色はやはり絶景ですね。
立ち寄り『はっさく大福』&『ジェラート』
『向島』から『因島大橋』を渡り『因島』に到着! さっそく第一立ち寄り地点の『はっさく屋』に向かいます。
こちらで販売している『はっさく大福(八朔大福)』は1日600個売れる大福としてテレビ番組でも紹介されたばかりで、現地でしか購入できない人気爆発中のスイーツです。
はっさくは季節によって味が変化するので四季を感じながら味わえるそう。ジューシーなはっさくの果肉が大福にたっぷり入っていて、酸っぱさと白あんの甘さが絶妙なバランス。甘党なスポエンスタッフMはその美味しさにノックダウン。引換券は1個でしたが、それでは足りず追加購入しました。
さあ! はっさく大福をおいしくいただいたら、次に目指すのは『生口島』です!
『因島』から『生口橋』を渡り『生口島』へ入りました。
渡橋のアップダウンと気温の上昇とともに、先ほど補給したはっさく大福のカロリーを使い果たし、そろそろお腹が空いてきました。続いての立ち寄り地点はジェラート屋さん『ドルチェ』です!
こちらでは、『伯方の塩アイス』や『瀬戸田のデコみかんアイス』、『瀬戸田のレモン』といった地元の味を活かした絶品のアイスをいただけます。引換券によれば今回はダブルまでOKということで、伯方の塩と瀬戸田のデコみかんをいただきました。
瀬戸内海を目の前に最高の景色のなか食べるジェラートは格別。カラダも熱くなっているので美味しさ倍増。身も心も回復したところで後半戦です!
名所『サイクリストの聖地碑』~ 昼食『は・か・た・の・塩ラーメン』
『生口島』から『多々羅大橋』を渡る途中が広島県と愛媛県の県境です。次なる『大三島』に移動しました。
橋を渡ってすぐにある『多々羅しまなみ公園』には名物スポットの『サイクリストの聖地碑』があります。しまなみ海道サイクリングでは欠かせない写真ポイントですね。ここではサイクリストの聖地記念碑と多々羅大橋をバックに記念撮影でき、非常にユニークな人型サイクルスタンドもあります。
うちのスタッフも写真を撮るための行列に並んでインスタ映え用!?ではなく、このレポート用に撮影させていただきました。
道の駅も併設されていて、ご飯も食べることが出来きるので休憩にはピッタリです。ですが、スポエンスタッフは心に決めている昼食ポイントがあるため通過します。
続いては、『大三島』から『大三島橋』を渡り『伯方島』に移動!
そうです!「伯方の塩♪」で有名なここ伯方島! 尾道観光協会ガイドさんから本気でおすすめのお店を聞き出していたので、そこまではお昼を我慢していたスポエンスタッフ一同。ようやくそのお店がある島に到着しました。自然とペダルが踊ります!
お店を最短で目指すべくショートカットコース、と思いきやまさかの激坂(距離だけで調べたらダメですね)。頭にイメージする美味しい塩ラーメンだけをパワーにひたすら進み、ようやくお目当ての『伯方の塩ラーメンさんわ』に到着です。
ここではもちろん『伯方の塩ラーメン』をいただくことが出来ます! あっさりとした塩ラーメンが運動中のカラダにしみわたり、あっという間に完食してしまいました。汗をかいて塩分不足の身体を一気に回復してくれる最高のラーメンでした♪
店舗情報:伯方の塩ラーメンさんわ 伯方島本店
愛媛県今治市伯方町木浦甲1650-1 TEL:0897-72-1211
ゴール&温泉
『伯方島』から『伯方・大島大橋』を渡り次に向かうのは『大島』です。
足に若干の疲労感もあり、『大島』は一気に走り抜け、最後に渡る橋『来島海峡大橋』を目指します。
『来島海峡大橋』は全長4105mあり、今回渡った橋の中では最長になります。ここからの景色は圧巻!疲れを忘れさせてくれるほどの絶景でした!
『来島海峡大橋』を渡り切り、今治市内走り抜けると本日のゴールポイント『しまなみ温泉 喜助の湯』に到着。サイコンによると本日の走行距離は88.46kmと途中立ち寄りが多く予定より少し多めでした。
温浴施設の駐車場に止めてあるバスへ元通り自転車を積込み後にいざ温泉へ! 『しまなみ温泉 喜助の湯』は日本一サイクリストが集まる温泉ということで、自転車用の専用ロッカーもありとても安心。天然の湯につかればすぐに疲れも癒えてきます。
お食事処には地元ならではのメニューも多数ありゆったりと滞在できます。僕らもゆっくりお風呂に入り、早めの晩ごはん。若干1名は足裏マッサージで約2時間ほど休憩しました。
帰路そして東京へ
『しまなみ温泉 喜助の湯』でのんびりし、いよいよしまなみ海道ともお別れ。再びサイクリングバスに乗り東京駅に向かいます。
疲れもあってか帰りは爆睡。あっという間に東京駅についた印象でした。
サイクルバスを降りて自転車組立作業。他の参加者のみなさんは自走で帰っていき、本当にタフだと感じました。僕はすでに足が動かず電車で帰宅しました。
皆様お疲れ様でした!
今回のライドは、距離:88.46km、獲得高度:1015m、ライド時間:4時間48分でした。
初めてしまなみ海道をサイクリングし、景色の素晴らしさ、食べ物の美味しさ、色々と感じられました。
自転車用ブルーラインがあり道に迷うこともなく、今治への距離も随時書いてあるので、安心してサイクリングを楽しめます。橋を渡る際に必ず坂があるので多少のアップダウンはありますが、初心者の方でも余裕をもって楽しめると思います。
サイクリストの聖地へぜひみなさんも足を運んでみてください♪
そして次回の『サイバスツアー』もお楽しみに!(次回は秋頃の富士山サイクリングに参加予定です)